夏の薬膳

基礎講義3

日本の夏は、湿度が高いので、

身体の中まで『湿気』を帯びやすくなります。

 

さらに、暑さのために冷たい飲み物やなまものなどを多く取る

カラダの中の湿気が過剰となり

・カラダが重だるい

・胃腸の調子が悪い

など、さまざまな症状が引き起こされます。

 

これを東洋医学では水毒言います。

 

飲食で冷やされた内臓は、

皮膚のように、熱を温存したり防御する仕組みがないので

熱を奪われて、カラダの働きを乱します

 

・アレルギー性鼻炎

・花粉症

・喘息

・アトピー性皮膚炎

などの傾向にある人は、

夏の間に症状を悪化させがちです。

 

また、

汗がたくさん出ると

カラダの中の必要な潤い(水)が失われ

エネルギーも消耗することになって

・だるい

・食欲不振

などの夏バテの症状につながります

 

夏の養生法は

暑さや湿度から夏の臓「心」を守り、

「脾(胃腸)」の働きを低下させないことがポイントです。

 

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