秋は移り変わりの季節で、
前半と後半とでは、
気温の差がとても大きくなります。
中医学でも、
秋はほかの季節と違い
短い期間で真夏から真冬に向かう期間であることから、
秋の前半を「温燥」
後半を「涼燥」と呼び、区別します。
「温燥」は、
夏の暑熱がまだ残っている状態に、秋の乾燥が加わるという特徴があり、
「涼燥」は、
秋の乾燥の上に冬の寒気が加わるという特徴があります。
一年で一番よい季節にこそ
「未病先防」
免疫力を必要とする厳しい冬に備えることが大切!
秋の乾燥は肺を傷めやすいので、
喉や器官など呼吸系が不調になりがちです。
だから
肺や喉、咳に良い食物をとりましょう!
香辛料(辛味・温熱性)は少量にしましょう!
そして
早寝早起きの習慣をつけ、
悲しみの感情に流されず、
愉快な気持ちで過ごすように心がけましょう。