『気』について

基礎講義2

           ☆生命を支えるエネルギー「気」

1)元気、エネルギーが不足している状態「気虚」(ききょ)

 

心気虚。。。動悸、息切れ、

肺気虚。。。顔色が淡泊、風邪をひきやすい、息切れ

脾気虚。。。倦怠感、食欲不振、下痢、貧血

肝気虚。。。脱力感、耳鳴り

腎気虚。。。腰がだるい、耳鳴り、むくみ、頻尿

お勧めの食材≫

●もち米

●納豆などの豆類

●牛肉

●鶏肉

●玉子

●うなぎ

●えび

●かぼちゃ

●ねぎ

●ニンニク

●玉ねぎ

控えた方が良い食材≫

●冷たいもの

●生もの

●チョコレート

●刺激物

 

2)ストレスがからだに溜まって、

  気がスムーズに流れない状態「気滞」(きたい)

〇イライラしやすい

〇怒りっぽい

〇みぞおちや胸、わき腹がはったり、つかえたりする

 

人間の身体は、

適度に動くことで、機能が正常に保たれる仕組みになっているので、

運動不足も気の巡りを悪くする。

 

お勧めの食材≫

●発芽玄米

●ニガウリ

●レバー

●イカ

●あさり、しじみなどの貝類

●柑橘系や香り野菜(セロリ、ゆず、ミントなど)

●ジャスミン茶など

控えた方が良い食材≫

●味の濃いもの

イライラ、頭痛があるときは、辛味のもの

ガス、げっぷが多い時は、イモ類、豆類など。

 

「気」は、本来、下に降りるものですが、

逆になると、げっぷや咳などが起こり、

これを「気逆」と呼びます。

 

生命エネルギーの源である「気」の量が不足したり、滞ったりすると

「血」「水」の異常へとつながりやすいので、

 

「気の消耗を防ぎ、

 

日常生活では、

笑って、楽しく過ごして、ストレス解消し、

「気」の動きを停滞させないようにしましょう!

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